最新の記事
以前の記事
2023年 06月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 03月 2021年 12月 2021年 10月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 09月 2018年 08月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2016年 09月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2015年 05月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 03月 カテゴリ
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ラティスの修理
いのまた雅人 2階のベランダには、ラティスを張り巡らせています。 10年位前になるでしょうか、花をハンギングするために日曜大工で手すりに取り付けました。 先日、ピアノを運び出す時に2枚取り外しましたが、上の枠が腐っていてそのラティスを元に戻す気にはなれませんでした。 他のラティスも、ほとんど上側の枠が腐っています。 ハンギングの金物で、こすれたからでしょう。 全部で11枚だけど、張り替えよう。 そう思って行きつけのホームセンターに行きました。 ところが、同じものがありません。 この店で買ったんだけど…。 縦150センチ、横60センチ、枠の厚さ3センチ。 何軒か回りましたが、規格が合いません。 さあ、どうする。 こんな時は、作るしかないか。 幸い、腐っているのは、外枠の一部だけで、格子の所は、腐っていません。 腐っている枠を取り換えて、防腐剤入りのペンキを塗ることにしました。 枠は、ラティスの格子の部分を支えるために内側に溝が掘ってあります。 この溝を日曜大工で掘るのは、専用工具もないし、至難の業なのであきらめて、いくつかのラティスを潰して、その外枠を再利用することにしました。 枠と枠は、直角にするために45度づつ斜めにカットしてあります。 角材の正確な斜め切りは難しいのですが、良い道具があります。 この道具の中に角材を入れて、ガイドのままにのこぎりを使うと、綺麗で正確な斜め切りが出来ます。 ホームセンターで500円位で売っています。 4枚潰して7枚のラティスが残りましたので、上に使う枠を7本作りました。 ご覧のとおり、中は全く腐っていません。 当初は、ラティスを貼ったままで、上の枠だけ付け替える予定でしたが、ペンキを塗る時、裏側が塗れないので、全部外しました。 すると、下の枠や両サイドの枠もかなり傷んでいて、補修しなければならないことが分かりました。 この段階で、私の心は、くじけました。 こりゃあ、無理だ。 材料が、足りない。 ネットで調べて、やっぱり全部張り替えよう。 一方で、私の心がつぶやきます。 ここまでやって、諦めるの? ペンキを買ったり、スクリュー釘を買ったり、アルミのワイヤーを買ったり、ボンドを買ったり、ここまで結構注ぎ込んでるよ。 しかも、中の格子の部分は、腐ってないんだよ。 これを全部、ゴミにするのかい? 家内は、お金がかかっても良いから、新しいのに取り換えなさいよというし…。 これからネットで発注しても、届くのはいつになるだろう? しかも、結構、いい値段するし。 よーし、やっぱり、ここであきらめるわけには、いかねー。 やり掛けたことだ。 がんばんべー! てなわけで、修理の続行です。 ビスだと木割れしそうなので、細身のスクリュー釘にしました。 普通の釘より締め付けが強いと思ったからです。 幾つかは、木が腐っていて釘が利かないところもありましたが、木工ボンドを使ったり、何とか釘の効きそうな部分に打ち込んだりと、努力の結果、結構、丈夫に補修ができました。 今日は、ここまでだ。 そして、翌日は、ペンキ塗りです。 甘く考えて、手すりに立てかけてペンキを塗ったら、下が車庫なので、愛車のフロント部分にペンキが落ちちゃった。 大失敗。 急いで、ブルーシートで養生して、作業再開。 折しも、好天気で、暑いのなんの。 塗る前と塗った後のラティスを比べると綺麗になったのが分かります。 ペンキが、木部に沁み込むので、木自体も強くなります。 しかし、枯れるだけ枯れた木材なので、ペンキを吸うったらありゃしない。 不足したラティスは、ホームセンターで買い足しました。 縦が150センチのものがないので、180センチのものを買いました。 150センチに詰めようと思ったのですが、家族が、むしろそのまま高い方がいいというので、そのまま使うことにしました。 でも、色が違うのと、とても薄くチャチな塗装なので、同じ色のペンキで塗り直しました。 これで、更に頑丈になったはずです。 結局、終わってみれば、ペンキを5リットル位使ったかなー。 余ったペンキで、ウッドデッキも、塗りました。 やはり10年くらい前に、当初敷きつめていた30センチ角の木製のデッキが、腐ってしまったので、防腐処理済みの厚板を買ってきて、私が張ったものです。 こちらは、全く頑丈で、傷みはありませんでした。 こうして、色々考えたり悩んだり工夫したりしながら、ついに、ラティスの補修をやり遂げました。 これで、5年や10年は、もつはずです。 10年後は、生きていたとしても、恐らく修理したり張り替えたりするエネルギーが残っていないでしょうから、その時は、大工さんに任せることにします。 終わって、洗面所に立ったら、ペンキが体中に飛び散って、シャツも腕もまだら模様です。気持ち悪いことこの上なし。 格子の部分を塗る時に段差に刷毛が跳ねてペンキが飛び散ったのです。 きなこが、うるさく散歩をせがむので、このまま出かけちゃった。 さすがに、すれ違った人の目が、気になりました。 ペンキは、直ぐに乾きましたが、しばらくは、ペンキ臭さが残ります。 でも、この達成感がいいんだよなー。 家内も、娘も、褒めてくれないけど、俺って、やっぱり天才だー! でも、ラティスやウッドデッキにペンキを塗るのもいいけど、本業は、顔師なんだから、同じ塗るなら、人の顔におしろいを塗りたいよなー。 そもそも、そっちの方が得意だし、実入りになる訳だし。 誰か、塗らせて下さる方は、おいでになりませんかーー!! 残念だ! 深くため息を吐いて… おしまい 注釈:顔師のことを業界では、軽口でペンキ屋と呼びます。
by maigeshou-inomata
| 2013-05-24 21:49
| 工作
|
ファン申請 |
||